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高萩の隠れ家パン屋さん~貴重体験で美味しい、楽しいが感じられる場~

高萩市の山奥、周りには森林が多く、日照時間も少ない。

秋は紅葉で色づき、冬は日中でも関係なく体が冷える。

そんな場所にひっそりと佇むパン屋さんがあった。

アトリエ小麦。

2011年10月オープン。国産の小麦、無添加で手ごねで作るパン屋さん、そしてパン教室やピザ教室も実施されている「食育の場」でもある。

お店で働いている方にお話を聞いた。

宗さん。

一人のお子さんがいらっしゃり、子育てもしながら日々働いている。

 

立地はなぜここに?

それにはどうしても譲れないものがあった。

パン、ピザ作りには欠かせない「窯」だ。

窯で焼いていると煙が発生する。住宅街や街ではその煙が迷惑になってしまうかもしれない。

それを考慮し、宗さんの別荘の庭、今のアトリエ小麦がある場所を買い取りオープンした。

 

しかし、意外にもはじめからパン屋さんをやろうとしていたのではなかったようだ。

きっかけは宗さんの母親が、パン作りやピザ教室など「食育」の環境を作ることを実現したかったということ。

 

その食育の場を作ろうと母親がデザインし、大工さんに建設を依頼。

完成すると、とてもオシャレな空間になっていた。

「これだともしかしたら、飲食店もできるのでは?」

そんな思いがこみ上げてきて、パン屋さん兼食育の場となった。

 

 

人気メニューは?

ここの人気メニューはもちろん、国産小麦粉使用、無添加手ごねで作るパンだ。

朝5:30から作り始め、種類も豊富である。

100円~で値段もお手頃である。

その人気ぶりから、私が取材にお邪魔した際はすでにパンは全て売り切れていた。

奇跡的にシフォンケーキが売っていたので、購入。

もちろんこれも窯で作っている。

なんといっても生地のふわふわ感。滑らかな舌触り。

紅茶との相性は抜群で15時のおやつにぴったりだ。

 

 

そんな中、是非食べて頂きたいもう一つの看板メニューがある。

 

ビーフシチュー。

宗さんの“おふくろの味”である。

パンと一緒に食べて頂くよう、オープンと共にメニュー化した。

実は、このビーフシチューも窯を使用しているのだ。

窯で薪を燃やすことで遠赤外線効果が発生し、それを利用して煮ることでお肉の旨味、味わいが広がる。

窯にこだわる理由がここにもあったのだ。

その他にも季節限定のメニューや高萩で採れた野菜を使用したメニューもたくさんある。

 

そんなこだわりのパンやビーフシチューなどは、地元では知らない人がいないんじゃないかと思うような人気ぶり。

補助金でチラシを撒き始めたこともあり、取材中も高萩の紅葉を見に行くがてら、お客様が次々と来店していた。

 

 

もともとアトリエ小麦のオープン由来であった「食育」。

土曜日(時期によっては未開催の日もあり)を中心にパン、ピザ作り教室を開催している。

一回3時間半~で友人と一緒に、親子と一緒になど参加されている方は様々。

もちろんこだわりの窯も利用することができ、普段では体験できないようなことが体験できる。

この日はピザ教室の開催。

親子や友人同士など約10名の方々が参加されていた。

参加されていた方々と協力しあい、終わった頃には、皆初めて会ったとは思えないほど交流を深めることができた。

窯で焼き、見事に美味しいピザの完成。

普段、体験できない窯でピザを作るという貴重な体験をさせて頂いた。

 

 

最後に聞いた。

アトリエ小麦で働く上で大切にしている思いは?

 

「地方だからこそお土産としてではなく、特別な気分は感じながらも毎日安心して食べてほしい。

今食べたものが明日の体を作っている。自分の身体、子供の身体を考慮して食材を選んで頂きたい。

そしてそれを作る大変さ、喜びを肌で感じて頂きたい。」

 

母親でもある宗さんの母親目線の思いが強くあるように感じられた。

 

 

美味しいパンを食べに、貴重な体験をしに是非一度立ち寄ってみては?

アトリエ小麦
住所/茨城県高萩市上手網4107-1
TEL/0293-22-0581
2018年02月13日 | ライター:早川拓巳 | 場所:茨城県 | カテゴリー:  飲食店 

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