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【秋の桜川さんぽ】 お坊さんが考える地域を繋ぐイベント

茨城県西部にある茨城県桜川市で、この秋面白いイベントが開催された。

 

“秋の桜川さんぽ”

筑波山嶺の山沿いには、1000年以上前にできたお寺や神社が沢山残っている。

今回のイベントは11の神社・寺を中心に酒蔵、旅館、Caféを巡り紅葉のシーズンを楽しむ企画だ。

限定御朱印や、滅多に見れない不動明王の拝観など、地域の特性を活かした仕立てになっている。

 

合わせてユニークなイベントも開催

「坊主カフェ」

地域のカフェ(CafeMETRO)を貸切り、青年僧とまったり過ごす精進料理とワンドリンク付きのイベント。

METRO閻魔堂は、満員御礼で盛況だったよう。

※写真提供:Cafe METRO

 

今回はこんなユニークな企画を考えた人に会いに実行委員長である

椎尾山薬王院の副住職、竹林俊充さんにお話しを伺いに行った。

■どのような経緯でこのイベントを開催されたのですか?

2015年に、桜川市観光協会主催で初開催されてから今回で3回目。実行委員会が中心で実施されたのは今年で2回目の開催なんです。

最初はうちの住職と出席している会議があり、実行委員長はどうせやるなら若い人がやればいいんじゃないの!

と話になったんですが、一番若いのが私だったんですよ(笑)

任されたからには、しっかりやりたいと思いはじめました。

2年目の今年は、御朱印を求める人だけでも昨年の4・5倍増えたんですよ。

首都圏を中心にたくさんの人に来ていただけました。

 

○坊主カフェ

きっかけは、ちょうど薬王院のライトアップの企画だったんですよ。

20代の女性二人と一時間位話をしていたんですけど、帰り際に

「坊さんと親しく話す機会が無いから、寺院よりも気兼ねなく来やすい場所で話しができる機会があったらいい」と

言われたのがずっと記憶に残っていて、地元のCafeの方が実行委員で一緒にやっていたので、

今回METRO閻魔堂が共同企画として実現しました。

 

〇地域愛を育む魅力をつくりたい

桜川市は毎月毎月人口が減少している地域で、私と同世代はみんな外に出てしまってこの地域にほとんど残っていないんです。

一度都内の大学に出てしまうと戻ってこないか、近くの都市に出ちゃいますね。

 

地元愛に繋がるものが少ないと思うんです。

例えば東京の大学に進学した時に、自己紹介で「出身は桜川市です」と言っても

桜川市の認知がない・・・

例えば地元の祭りで”真壁の雛祭り”は知名度があるんですけど

「あの出身なんだ!」と、もっと言ってもらえる魅力をつくる事が地元愛に繋がり、

一度県外にでても戻ってきてもらえると思うんですよ。

「ここは良い所なんだよ!」って人が増えていけるようにしていきたいんですね。

また、来訪の方も、紅葉や歴史・文化に触れていただける魅力ある空間がいっぱいあるんです。

活気が増せば、今風のお店も増えてきてもっと活気がでてくるんだと思うんですよね。

 

 

〇人との縁を結べる市内全域のイベントにしていきたい!

桜川市は平成の大合併で旧真壁町、大和村、岩瀬町が1つになった市なんですが

それぞれ文化があるなかで、全地域がひとつのイベントでまとまるのは大変でした。

どの地域でもある神社、お寺さんが中心になる事で、一つになるイベントにできた事がよかったと思います。

将来的にはお寺さん、神社さんだけでなく色々な分野が集まる市内全域のイベントにしていきたいと考えています。

実行委員の中でも知恵を出し合って色々考えているんです。

 

■インタビューを終えて

今回は気さくな副住職にお話しを伺う事ができました。

地域には気づいていない資源が沢山あり、魅力的な企画を創る事により様々な人を繋いでいく事ができる。

地域活性のヒントがたっぷり詰まったインタビューになりました。

次回のこちらの企画も面白い仕掛け楽しみにしています!

■椎尾薬王院
住所/茨城県桜川市真壁町椎尾3178
TEL/0296-55-4319
2018年02月28日 | ライター:篠原 輝充 | 場所:茨城県 | カテゴリー:イベント・祭 歴史・文化 遊ぶ 

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