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熱い想いを秘めたオーナーシェフのつくるナポリピッツァ

住宅地に佇むレトロでおしゃれな外観が目を惹く「ピッツェリア デラ・チッタ」。
ナポリピッツァ職人協会認定の南イタリア料理専門のレストランだ。


こちらでは群馬県産の薪窯で焼いた、本格的なナポリピッツァが味わえる。美味しさの秘密は原料にあるという。

オーナーでシェフの柳沢さんにお話を伺った。
「群馬県産とナポリ産の小麦をブレンドしています。冷めても美味しいピッツァを提供したいので、生地の柔らかさにはとてもこだわっています。
ハーブは自家栽培です。採れたてが一番香りが出ますから。生のモッツァレラチーズを使うのもこだわりです。
原価は高くなりますが、クオリティは下げたくないんですよ!」
お話を聞いてからいただいてみると、その美味しさに納得だ。

こちらでは食べ方もナポリ流を採用している。ナイフとフォークを使って客が自らカットし、耳から真ん中までの生地をくるくる巻いて口に運ぶ。
「ナポリピッツァは具材を均等にのせませんし、均等にカットもしません。
だからこそ、一口目はトマトの酸味が味わえたり、二口目はバジルの香りが強かったりと、一口ごとに味が違い、最後まで飽きずに食べられるんです」

この地で店を出したのには「地元だから」という理由もあるが、「東京に行かなくても専門店の美味しい味を届けたかったから」だそう。
確かに「洋食屋」や「イタリアン」、「フレンチ」はあるが、「南イタリア料理専門店」は地方では珍しい。
「まだ知らないお客様に、こんなに美味しい料理があるんだと知ってもらいたい」と柳沢さん。

柳沢さんは過去にフレンチや居酒屋でも働いた経験があったが、「自分で自信を持ってできる料理」がないことに気が付き、
そこから「自分はこの料理」と自信を持って言えるよう、専門を極めたそうだ。
「中には、洋食屋だと思って来店されるお客様もいます。オムライスが食べたいというオーダーがあったり…。
お客様のオーダーに応えられないのは辛いですが、専門店としてのスタイルを貫きたいんです。安売りはしたくない」
柳沢さんからは店を構えるオーナーとしての熱い想いが伝わってくる。

「例えばイタリアンをすべて極めようと思うと、幅広すぎて10年とか修業が必要になってきます。大変で若い人は途中で離脱してしまう。
このままだと料理人が減っていってしまいます。でもメニューを絞れば数年で独立もできます。
自分のように専門を極めて店を出している人がいると知ってもらえれば、料理人を志す若い人も増えるんじゃないか、と思うんです。
何が正解なのかはわからないですけど…」
柳沢さんが「日本の飲食業の未来」までも考えていると知り、経営者としての強い理念を感じた。
料理にもお店にも「何のために」という理由が明確にある人なのだと思った。

住所/群馬県高崎市新保町35-1
TEL/027-381-8051
定休/火曜日
2017年10月09日 | ライター:野村充 | 場所:群馬県 | カテゴリー:  飲食店 

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