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宇都宮市中心部の路地裏には秘密基地がある

宇都宮市の西側中心部にあるオリオン通りのあるエリアは、様々な店舗が立ち並び宇都宮市を代表する繁華街として存在している。20数年ほど前に筆者がまだ学生の頃は、目的もなく訪れても常に何かを発見できるエリアで、週末問わずに多くの人が行き交っていた。しかし近年は週末の日中にも関わらずシャッターが降りてしまっており中心部としての存在意義が薄くなってきていると言われている。果たして中心部にはわざわざ訪れるほどの魅力がなくなってきてしまったのだろうか。今回はその中心部において何かを発見できるような魅力を感じるお店を紹介したい。場所はオリオン通りから少しそれたアーバングレイスホテル向かいにある「江野町横町」という人が一人通れるかどうかの細い路地裏にある。

奥へと続く細い路地「江野町横町」

こんなところに路地が!?と思わず二度見してしまいそうな場所で、しかも夜訪れるといかにもという怪しげな雰囲気も漂っている。その路地を進んだ一番奥にあるBARが今回紹介するお店のRITCHIE’S GUITAR BAR(リッチーズ ギターバー)だ。

路地裏にたたずむ秘密基地のようなお店

このお店はリッチーさんとちずさんご夫婦が2015年に脱サラして始めた、カウンター3席、テーブル席12席の程よいサイズのBARだ。お酒はビールからカクテル、ウイスキー、焼酎など一通り手ごろな値段で楽しむことができる。お店に入るとまず驚くのが壁に掛けられたギターの数々。数多くのギターを見ることができるだけではなく、すべてのギターを気軽に手に取って弾くこともできるように日々調整してあるというから驚きだ。これだけ多くのギターを所有しているのかと聞くと「ギター好きなお客さんたちが持ってきてくれるんです。家に置いておくより、みんなに弾いてもらった方が(ギターも)幸せだからって。」と笑顔のリッチーさん。お酒を飲みながら数々のギターの音を出せるなんてとても贅沢なことなんだろうと思う。筆者は弾けるわけではないが、リッチーさんは「音出すだけでもどうぞ」と1本のギターをさわらせてくれた。

壁に掛けられているギターの数々の一部。トイレにまで掛けてある

さらにこの雰囲気の立地である。なぜこの場所で始めたのかと聞くと、二人とも声をそろえて「この路地が70年代~80年代のロックのCDジャケットにあるような雰囲気でかっこよかった、お店もイメージに合っていた」と即答してくれた。そう言われてみると怪しげに見えていた路地もかっこいい雰囲気に見えてくるから不思議である。この路地裏の雰囲気が人を呼ぶのか、様々な人たちがふらっと訪れるそうだ。軽くお酒を飲んで話をしては夜の街に出かけて行ったり、飲んだ帰りにギターを弾きに寄ったりと本当に敷居が低く気軽に訪れることができる。取材当日はリッチーさんがギター、ちずさんがベースをアンプに通して、今年3月に亡くなったロック界の大御所チャックベリーのジョニーBグッドを披露してくれた。

弾きたい人が弾き、歌いたい人は歌い、話したい人は話す。そんな自由に音楽を楽しむ場をこれからも提供し続けたいと話すリッチーさんとちずさんの魅力に時間を忘れてしまい、気づけば深夜2時を回ってしまっていた。路地裏にこんな魅力的な秘密基地があるなんてまだまだやるじゃん。中心部とお店とお酒の両方に酔うことができた一日だった。

 

RITCHIE’S GUITAR BAR
(リッチーズ ギターバー)
住所/宇都宮市江野町3-6
TEL/090-8569-1930
2017年10月23日 | ライター:吉田健志 | 場所:栃木県 | カテゴリー: 商店 歴史・文化  遊ぶ  飲食店 

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