
オーナー自ら県内で栽培した野菜を取り入れた本格タイ料理。体も心もあたたまろう!
高崎駅東口に16年前にオープンした「ムアンタイ(タイ語で『タイ王国』の意)」。その名の通り本格的なタイ料理の専門店だ。
タイの国旗をあしらったお店のドアを開けると、店内にはスパイシーなタイ料理の香りが漂う。
本日はランチタイムにお邪魔した。オーナーのピムサップさんおすすめのカオマンガイとグリーンカレーを注文。
2名のシェフはピムサップさんの親戚だ。タイでもシェフをしていたそうで、手際よく料理をつくってくれる。
ランチタイムは生春巻きやデザートのかぼちゃのプリンがセットで800~1000円と、とてもお得だ。
彩り鮮やかで、とても美味しそう!一口食べると止まらない!
本格的な味なのに、こんなにも日本人の口に合うのはなぜだろうか?ピムサップさんに質問すると
「辛さを日本人の口に合うように抑え目にしています。初めて来たお客さんが『この店の料理は辛い』と思ってしまうと、もう来てくれなくなるもしれませんからね」と微笑んだ。
辛さは注文時にお願いするか、後がけの調味料でも調整できるそう。慣れてきたら本格的な辛さに挑戦するのもおすすめだ。
料理に使われている野菜やレモングラスやペパーミントなど、タイ料理に欠かせないスパイスは、吉井町のピムサップさんの畑で自家栽培したもの。
せっかくお店に出すなら、新鮮なものを…というオーナーとしてのこだわりを感じられる。
「畑も店もやるのはすごく忙しい。大変だけど好きだから頑張れます。お客さんがキレイに残さず食べてくれたとき、『おいしい』と言ってくれたとき、やっぱりすごく嬉しいから…」
料理だけでなく、内装や食器に至るまでタイの雰囲気を存分に感じられるよう、雑貨や食器をタイに帰国した時に買い付けるのだそう。
「今後はお店をもう1店舗増やしたい」と話すピムサップさん。
食事を終えて立ち上がると、「コープクンカー(ありがとう)」と優しい笑顔で見送ってくれた。
スパイシーな料理は体も心もあたためてくれる。
TEL/027-323-8821
定休日/木曜日