北関東よもやま話|群馬・栃木・茨城と新潟を自慢するwebサイト

バックナンバー検索
  • 記事種類
  • カテゴリー
  • 場所
  • 季節

検索条件リセット

閉じる

 . $type .

歴史と人情溢れる商店街で「物を買うだけ」ではない、商店主との触れ合いで「楽しさ」を味わい「歴史」を学ぶ~前橋中央商店街~

前橋中央通り商店街で昨年末から新しい取組を始めたのをご存じだろうか?

【4コマ絵本で中央通りウォーキング】 

絵本のような4コマ漫画で描かれた立て看板が、各商店の雰囲気や特徴を1店1店紹介。
このキャラクターは中央通商店街で生まれ育った漫画家細井玲子さんが、
考案した商店街PRキャラクターで名前を「チヨちゃん」という。
各お店の特徴がしっかりと出ており、店主の人柄までわかる絵のタッチだ。
漫画によるPRに手を挙げた15店を、1件1件訪問し丁寧に取材した結果だとか。

詳しい話を教えてくれたのは、前橋中央商店街協同組合の副理事長の大橋さん。
この方は、中央通商店街にある鈴木ストアーの社長さんでもある。

細井さんが生まれ育ったのも中央商店街。
商店街が一番活気のあった時代や、商店街の歴史や人情、人間関係が織りなすドラマなど
詳しく知っていることから、各お店の雰囲気を伝える事ができるんです。と鈴木さん。

15個の立て看板を見ているとそれぞれに違った雰囲気があり、
思わず店の中を覗いてみたくなる。そんな魅力が伝わる仕掛けだ。

お話を聞いている中で【前橋まちなか博物館】も紹介してもらった。
前橋中心商店街協同組合で行っている取組で、各商店が持っているお宝を
まちなか博物館として店ごとにコーナーを設置し訪れた人に見てもらおう!という取組。

現在37店舗が参画しており、普段見られない名品や歴史を学べる写真などを
各お店の店主が館長になり説明してくれるというもの。

鈴木ストアーでは、昭和初期日本が日中戦争に突入する時代の売り出しチラシや、
嫁入り道具だった髪飾り、商工祭り(前橋まつり)の写真など前橋の歴史を物語るお宝を
展示しており、大橋さん自らが説明してくれるという。

前橋が養蚕・製糸業で発展した時代には、近くに紡績工場があり女工さんが1000人以上働いていたとか。
鈴木ストアーにも化粧品などを買う女性がたくさん来ており
当時は、店員が40人近くいたというから驚きである。

昭和20年8月5日の空襲で中心市街地はほぼ焼野原になった為に、
歴史を伝えるものは焼失してしまい多くは残っていないが、
私が居る間は出来るだけ伝えていきたいと大橋さん。

商店街を詩人の萩原朔太郎が撮影した写真とまったく同じ位置から、
お孫さんである萩原朔美さんが撮影した写真のパネルも見せてもらったが商店街の歴史を感じる事ができる。

個性あふれるお店と、店主の人柄や歴史に触れるひと時も普段の買い物とは違う楽しみ方の一つ。
4コマ絵本や、前橋まちなか博物館お宝マップを見ながら各お店を巡る事で、前橋の知らない一面に出会う。
そんな楽しみ方も提供してくれる前橋中央通り商店街に足を運んでみてはいかが?

 

前橋中心商店街協同組合
住所:群馬県前橋市千代田町2-11-1
TEL:027-231-4089(鈴木ストアー)

●前橋街中博物館●
http://machihaku.maebashi.info/
2013年01月11日 | ライター:篠原 輝充 | 場所:| カテゴリー:歴史・文化  

最新バックナンバー

その他のバックナンバーを見る


ページトップへ
フリーワード検索