
学ぶというのは、何かを覚えることではなく、感じ取って自分の中に入れていくことなんですね。
人ごとにしない。自分のこととして掴んでいく。
大学の学びでは、本来当たり前に感じることなのですが、
深いところからこみ上げて来る本当のモチベーションがないと
なかなか難しいんですな、これが。
町を見つめる、そこに息づく人々に触れる、暮らしを感じる、
その先にある思いや、情熱が新しい発想に繋がっていく。
そんな試みをリクルート北関東マーケティングと高崎経済大学が一緒になって
やってみる。まだ、スタートアップしたばかりでぎこちないところもあるけど、
きっと素晴らしい実がなるという思い込み・・・いや確信めいたものを、
この伊藤ゼミの学生たちの表情から強く感じました。
この日のプレゼンは、3チーム。
まずは、山形市七日町商店街のイベントを中心にしたまちづくりについて、続いて、青森市新町商店街の一点逸品ツアーに実際に参加した際のリポートを中心にしたプレゼン、最後に川越一番街商店街、小江戸と称される良好な景観を活かしたまちづくりについて。
緊張しつつも、自分たちが体感してきた中からのプレゼンなので、自然に聞ける。ストーリーメイク上のテクニックや資料との関係などをアドバスされても吸い込み方が気持ちいい。きっと本番のプレゼンではびっくりするほどレベルをあげてくるのを予感させてくれます。
最近の大学生は・・・などと、妙なボーダーをつけたがる世界観とは全く関係無いところで、のびのびと真っすぐに「人」と「街」を見つめて、この先の日本を今よりももっと輝く国にしていきたい!一緒に! と、つくづく感じたゼミ訪問でした。
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