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前橋弁天通り~親子2代、二人三脚で街の祭りを応援し続けるとっても愉快な下町家族。

前橋の弁天通りにひときわカラフルな店がある。
その看板には「祭の粋」専門店と記されている。

「祭の粋」

見慣れない文字に惹かれてふらふらっと店内へ。
店の中ははっぴ、手ぬぐい、暖簾、祭衣装、千社札、なぜかポチ袋まで。
そしてたくさんの色、色、色。
おもちゃ箱をひっくり返したみたいで、見ているだけで元気づけられる。

このお店は「マメゼン」。
店主の岸篤美さんがご家族で営んでいるお店。

「もともとは豆屋、善八という私の祖父さんが明治の末から煮豆屋を。だからマメゼン」。
野良着販売のお店を経て、篤美さんが40年前に祭専門店を始めた。
「うちのお父さんは遊びが好きだから…祭りが大好きで、今でも街と元気に走り回ってるのよ」と話すのは奥様の礼子さん。
二人三脚でこの店を切り盛りする。

「初めは定番の水色の半被とかを売ってたんだけど、そのうち飽き足らなくなって…」
東京に出て浅草や谷中の祭りモノ取り扱っている店を回って今の品ぞろえに。

千社札や手ぬぐいのデザインは大将が自ら作る。
「言われりゃ何でも作るよ」
「でも自分が作りたい物作るんじゃダメ、お客様の気持ちに入っていかないと。そうすると自然と作りたいものが見えてくる」。
モノづくりの根本ですね。

同行していた編集スタッフの目が店内に置かれていたカラフルなポチ袋に吸い寄せられる。
「これは全部オリジナルのポチ袋、娘夫婦が作ってる」。
たくさんの種類、どれもウィットが効いてなかなかの優れものである。
家族会議でこのお店に必要な商品は何か?を話し合った。
その結果人の手から人の手に渡るポチ袋こそわが店にふさわしい!!との決議で商品開発。
娘さんがイラストを描いて、美容師をされているお婿さんがデザインする。
ここにも二人三脚。

お婿さんが帰ってきて家族勢揃い。
看板犬の雪華(きら)くん、さらに迷い込んできた子猫も含めて…家族4人犬1匹猫3匹、下町家族は仲がいい。
まるでテレビドラマを見ているみたいで楽しい限り。

「街の人たちの遊びのお手伝いをさせていただいている、この気持ちを忘れない」
作ってうれしい、売れてうれしい、でも使ってもらって、笑ってもらって本当にうれしい。
笑顔満載の下町家族が街の祭りを応援している。

あぁ、これが祭の粋専門店ってことですね。

■祭の粋専門店 マメゼン
住所/前橋市千代田三丁目4-7
TEL/027-231-6751
2012年08月13日 | ライター:銀ちゃん | 場所:| カテゴリー:商店  

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